ベアリングの基礎知識

ベアリングの損傷と徴候

適切に作動していないベアリングでは、通常それぞれ特有な徴候を示します。徴候には原因があり、それは再発防止に役立つ重要な情報となります。徴候が確認できた時には、すでにベアリングには何らかの損傷が発生したと言えます。しかしながら、損傷発生から破損までにはそれなりの時間があるため、軽度の損傷であれば早期の処置でベアリングの延命が可能となりますが、損傷の度合いによっては交換が必要な場合もあります。

1度発生した損傷は、放置により拡大し破損に繋がりますので早期に対応が必要です。

ベアリング損傷の主な原因

  • 疲労
  • 潤滑不足
  • 異物混入による汚染
  • 組み込み不良
  • 取り扱いの不注意

ベアリング損傷の主な徴候

  • 発熱
  • 異音
  • 振動

ベアリングの早期破損の原因とは

メンテナンスツールの活用

ベアリングは、機械を動かす重要なアイテムです。正しくご使用いただくために多彩なメンテナンスツールをご用意しております。

機械メーカー様 

ベアリング組み込み時
・組み込みツール TMFT36

出荷前試運転時
・マシンコンディションアドバイザー・クイックコレクト

機械メンテナンス時(ユーザー様・メンテナンス業者様)

定期点検時
・診断ツール マシンコンディションアドバイザー・クイックコレクト

ベアリング交換時
・引き抜きツール TMMA・TMIP・TMIC・TMBS・TMMD
・組み込みツール TMFT36

ベアリングメンテナンス作業

ベアリングメンテナンス作業は正確・安全が基本です。しかしながら、設置された機械のベアリング交換は、狭い・暗い・不安定・熱い・寒い・汚いなど周囲環境は最悪の状態が多いです。そのためベアリング交換作業には正確・安全に加え敏速性も重要となります。

そこで組み込みにおける敏速・正確・安全な作業を可能とするTMFT36

引抜作業における敏速・正確・安全な作業を可能とするTMMAシリーズ 2タイプのメンテナンスツールをご紹介いたします。

メンテナンスツール、ベアリングのご相談はお気軽に

ベアリングのメンテナンスツールに関しての相談や購入はお気軽にお問い合わせください。SKFをはじめ各社ベアリング・ボールも取り扱っております。

東軸受株式会社
〒550-0011 大阪市西区阿波座2-3-19
https://azuma-eg.com